残業代計算での手当の確認方法
手当の名前だけで決めず、就業規則・賃金規程にある支給条件から確認します。
確認の順番
- 給与明細から基本給・各手当・臨時賃金を分けます。
- 就業規則・賃金規程で、各手当の支給条件と支給単位を確認します。
- 労働基準法施行規則第21条に列挙された除外項目に当たるかを確認します。
- 名称だけで除外せず、条件が個人の事情や実費などに対応しているかを確認します。
手当の判断表
| 確認対象 | 規則上の位置付け | 確認する資料 |
|---|---|---|
| 家族手当・通勤手当・別居手当・子女教育手当・住宅手当 | 施行規則第21条の除外項目。ただし名称でなく支給条件を確認します。 | 賃金規程・支給基準 |
| 臨時に支払われた賃金・1か月を超える期間ごとの賃金 | 同条の除外項目に列挙されています。 | 給与明細・支給通知 |
| 役職手当・資格手当など | 名称だけでは除外項目といえません。支給条件を確認します。 | 賃金規程・雇用契約書 |
判断できないとき
手当の支給条件が不明、又は一律支給と個別事情に基づく支給が混在する場合は、規程の原文と実際の支給状況を揃えて確認します。ここでは個別の含算・除外を断定しません。