固定残業代の不足額を計算

固定残業代(固定額)、契約上の対象区分、追加支給済み額を分け、実際の勤務区分から不足額の目安を確認します。

この計算機の比較方法

  1. (基本給 + 割増賃金の基礎に含む手当)÷ 実際の1か月平均所定労働時間で基礎時給を求めます。
  2. 区分ごとに、基礎時給 × 実労働時間 × 倍率で法定額の目安を求めます。
  3. チェックした区分を「対象区分の法定額」、それ以外を「対象外区分の法定額」として集計します。
  4. 対象区分の不足 + 対象外区分の法定額 − 追加支給済み額を0円未満にならないよう比較し、不足額を表示します。

固定額に余裕があっても、契約上の対象外区分へ自動では振り替えません。固定残業代が通常の時間外だけを対象とする場合、法定休日分は対象外のままです。

計算例:通常残業だけを固定額が対象にする場合

基本給320,000円、月平均所定160時間なら、基礎時給は320,000円 ÷ 160時間 = 2,000円です。

通常の法定時間外20時間は、2,000円 × 20時間 × 1.25 = 50,000円です。

法定休日8時間は、2,000円 × 8時間 × 1.35 = 21,600円です。

固定残業代50,000円が通常残業だけを対象とし、追加支給済み額が0円なら、対象区分の法定額は50,000円、対象外区分の法定額は21,600円、不足額は21,600円です。

固定残業代チェックツール

契約上の対象区分と実労働を分けて不足額を確認

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契約書で固定残業代の対象と明記された区分

計算対象の割増賃金・通常賃金

¥67,125

基礎時給 ¥1,875

区分時間倍率金額
月60時間までの法定時間外労働
法定時間外割増25%を適用します。
20×1.25¥46,875
法定休日労働
法定休日35%を加算します。
8×1.35¥20,250

固定額対象の法定額

¥46,875

対象外区分の法定額

¥20,250

未払いの可能性がある差額

¥20,250

よくある質問

固定残業代の対象区分はどこで確認しますか?

雇用契約書、労働条件通知書、賃金規程などで、通常の時間外、深夜、月60時間超、法定休日のどこまでを固定額が対象にするか確認します。この計算機は、チェックした対象区分だけに固定額を充当します。

固定時間内なら追加支給は必ず0円ですか?

時間数だけでは決まりません。実際の区分別法定額が固定額を上回る場合や、契約上の対象外区分がある場合は追加支給が必要となる可能性があります。このページでは金額と対象区分を分けて比較します。

月45時間を超える固定時間は自動的に無効ですか?

この計算機は自動判定しません。月45時間は実際の法定時間外労働に関する36協定の原則的上限であり、固定残業代の有効性とは別に、契約表示、最低賃金、労働時間の上限、実際の支払いを確認する必要があります。