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固定残業代計算 - みなし残業のトリック見抜く

固定残業代、本当に得?実際の残業と比較して損してないか3秒確認

⚠️ 違法パターン検出💰 差額自動計算📊 適正チェック
⚠️ 固定残業代の重要な注意点
固定残業代は合法ですが、実際の残業時間が固定時間を超えた場合、差額を追加で支払う必要があります。 支払われていない場合は未払い残業代となり、過去2年分まで請求可能です。

一般的な固定残業代のパターン

企業でよく使われる設定例

月給固定残業代時間数時給換算評価
¥250,000¥40,00020時間¥2,000/h適正
¥300,000¥50,00030時間¥1,666/h一般的
¥350,000¥80,00040時間¥2,000/hやや多い
¥400,000¥100,00045時間¥2,222/h上限ギリギリ
¥450,000¥120,00060時間¥2,000/h🚨 違法の可能性

※ 固定残業時間が45時間を超える場合は違法または無効と判断される可能性があります

固定残業代チェックツール

あなたの固定残業代、正しく支払われていますか?

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🚨 違法な固定残業代の見分け方

以下に該当する場合は違法の可能性があります

❌ 契約書に時間数の記載がない

「固定残業代5万円」とだけ書いてあり、何時間分なのか明記されていない。

→ 違法:固定残業時間の明示は必須です

❌ 基本給と区分されていない

給与明細で基本給と固定残業代が分けて表示されていない。

→ 違法:明確な区分表示が必要です

❌ 超過分が支払われない

固定時間を超えて残業しても、差額が支払われない。

→ 違法:超過分の支払いは義務です

❌ 固定時間が45時間超

固定残業時間が月50時間、60時間など、45時間を大きく超えている。

→ 無効の可能性:36協定の上限超過

❌ 計算が合わない

基本給を時給換算し、1.25倍して固定時間をかけても、固定残業代の金額と合わない。

→ 問題あり:正しい計算をしていない

❌ 最低賃金を下回る

固定残業代を基本給から差し引くと、実質的な時給が最低賃金を下回る。

→ 違法:最低賃金法違反

💡 対処方法

これらのケースに該当する場合、まずは人事部門に確認し、改善されない場合は労働基準監督署に相談しましょう。 証拠として雇用契約書、給与明細、タイムカードを保管しておくことが重要です。

固定残業代の計算例

ケース1:範囲内のケース

基本給¥300,000
固定残業代¥50,000(30時間分)
実際の残業25時間

計算:

時給: ¥300,000 ÷ 173h = ¥1,734

残業時給: ¥1,734 × 1.25 = ¥2,167

実際の残業代: ¥2,167 × 25h = ¥54,175

✅ 固定残業代(¥50,000)で十分カバー

実際の残業が固定時間以内なので、追加支払いは不要です。

⚠️

ケース2:超過するケース

基本給¥300,000
固定残業代¥50,000(30時間分)
実際の残業45時間

計算:

時給: ¥300,000 ÷ 173h = ¥1,734

残業時給: ¥1,734 × 1.25 = ¥2,167

実際の残業代: ¥2,167 × 45h = ¥97,515

差額: ¥97,515 - ¥50,000 = ¥47,515

⚠️ 追加支払い必要: ¥47,515

15時間分の残業代が未払いとなっています。

🚨

ケース3:違法の可能性

基本給¥350,000
固定残業代¥120,000(60時間分)
実際の残業55時間

🚨 この設定は違法の可能性が高い

  • 固定残業時間60時間は36協定の上限(45時間)を超えている
  • このような設定は無効と判断される可能性が高い
  • 無効の場合、固定残業代は基本給として扱われ、全残業代の支払いが必要

→ すぐに労働基準監督署に相談することをお勧めします

💻

ケース4:IT企業の典型例

基本給¥400,000
固定残業代¥80,000(40時間分)
実際の残業50時間

計算:

時給: ¥400,000 ÷ 173h = ¥2,312

残業時給: ¥2,312 × 1.25 = ¥2,890

実際の残業代: ¥2,890 × 50h = ¥144,500

差額: ¥144,500 - ¥80,000 = ¥64,500

追加支払い必要: ¥64,500

年間では¥774,000の未払いが発生します。

よくある質問

固定残業代とは、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含める制度です。例えば「固定残業代30時間分・5万円」という場合、30時間までの残業代は基本給に含まれています。ただし、実際の残業が30時間を超えた場合は差額を追加で支払う必要があります。

業種別の固定残業代の実態

各業種での固定残業代の一般的な設定例

業種平均月給固定残業代時間数評価
💻 IT・情報通信¥450,000¥80,00030-40時間多め
🏢 広告・マーケティング¥380,000¥70,00035-45時間かなり多い
🏗️ 建設・不動産¥380,000¥60,00030-40時間一般的
🏦 金融・保険¥420,000¥50,00020-30時間適正
🏭 製造業¥350,000¥45,00025-30時間適正
🍔 飲食・サービス¥280,000¥35,00020-30時間一般的
🏥 医療・福祉¥320,000¥40,00020-25時間適正
🏬 小売業¥300,000¥35,00020-25時間適正

💡 業種別の傾向:

  • • IT・広告業界は固定残業代が多い傾向(要注意)
  • • 金融・医療・小売は比較的適正な設定が多い
  • • 建設業は変動が大きい(企業により異なる)

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」、リクルート「転職市場動向」(2024年)

その他の計算ツール

固定残業代に不安がありますか?

固定残業代を超える部分は法律で支払い義務があります。
未払いがある場合は、過去2年分まで請求可能です。

免責事項

このツールは労働基準法に基づいた一般的な計算方法を提供していますが、実際の給与計算では企業ごとの就業規則、雇用契約の内容が異なる場合があります。 固定残業代の有効性については、個別の契約内容や運用状況により判断が分かれることがあります。 正確な判断については、給与明細書をご確認いただくか、社会保険労務士または労働基準監督署にご相談ください。